齋藤一徳の絶景滝の見方
滝には表・裏あるのはご存知だろうか?
私達がもっている滝のイメージは表から見た滝だろう。
しかし裏から見る滝も表とは違った表情が垣間見えるのだ。
そこで私が紹介したいのが茨城県久慈郡大子町大字川山にある【月待の滝】だ。
ここは二十三夜尊信仰の滝で、神聖な場所。安産などを祈願するため滝の内側で二十三夜の月が出るのを待つ『二十三夜待(二十三夜講)』を行っていたことが有名な滝。その二十三夜待に由来して月待の滝という名前になったそうだ。通常は水量は少なく穏やかで優しい滝。
ここは滝の上の岩がえぐれているため滝の裏側に行き裏側を見ることが出来るのだ。
表とは違った幻想的な滝を楽しむことが出来る。
裏側には蕎麦屋もあり、このマイナスイオンたっぷりの雰囲気の中でそばを楽しめるのでオススメなのだ。そばももちろん美味しい水を使っているため美味い。
滝好きは表の滝、そして裏の滝両方楽しめる【月待の滝】に是非、足を運んで頂きたい。